カテゴリー:クローン病|CD

  • クローン病|外科治療について

    クローン病では、狭窄、閉塞(イレウス)、瘻孔(ロウコウ)、膿瘍(ノウヨウ)、難治などが主な手術適応となります。この他の条件として穿孔(センコウ)、大出血、発育障害、腸ガン、肛門病変などに対して手術が行われます。病変部位の切除が原則ですが、小腸の狭窄には、狭窄形成術が行われます。手術を行い緩解した患者さんにプラセボ(疑似薬)を投与し治療をしなかった場合、2年以内の再発率は40-63%と高率です。緩解後も再発予防のために、外来通院した方が良いでしょう。1.手術率、累積手術率
  • クローン病 |内科治療|薬物療法

    クローン病に用いられている薬は潰瘍性大腸炎と同様ですが病変部位により使い分けが必要です。ペンタサ(メサラジン):従来はサラゾピリンが使用されてきましたが、副作用が多かったのが問題の1つでした。ペンタサは、有効成分である5-ASA (ファイブアーサー)を分離した製剤です。分離した残りの成分(SP:スルファピリジン)の方に副作用を起こす成分が多いようです。サラゾピリンでは大腸型のクローン病には効果があったのですが小腸病変のあるクローン病では効果がなかったのです。
  • クローン病の内科治療|栄養療法

    クローン病患者が栄養療法を行う理由は、患者さんが食事摂取できないか、クローン病による吸収不良のために生じた体重減少、低栄養の状態を改善することです。 栄養療法は栄養障害の改善、腸管の安静に加え、食物を食べることによる抗原物質や有害物質の進入が無くなることにより、腸管を自分の免疫系統が攻撃することから遠ざけることで腸管安静が保たれるものと考えられています。食物抗原としては、特に脂肪があげられます。N-6系の油が悪者の代表格となっています。他に堅い食物繊維や海草など数々あり、それらを免疫異常により異物と見なしてしまい、腸管粘膜下層まで攻撃してしまうのです。*1

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