カテゴリー:潰瘍性大腸炎|UC

  • 白血球除去療法/顆粒球除去療法とは

    潰瘍性大腸炎は、原因は不明ですが、白血球から炎症にかかわるさまざまな炎症性サイトカン*(ホルモン)が放出されていると言われております。この炎症に関わる白血球を取り除くことで、炎症をしずめることができるのではないかという考え方から、白血球除去療法/顆粒球除去療法が行われております。いずれも治療時間は60分程度で、外来通院で可能である。 炎症性サイトカン*:TNF-α、IL-1β、IL-6、IL-8これらの値が白血球/顆粒球除去により低下し、治療効果が出るとされている。本治療法は、潰瘍性大腸炎の活動期で、ステロイド治療に反応しない重症/中程度の、大腸全域に病変が及ぶ患者さん、左側大腸炎(下行結腸側)に病変が及ぶ患者さんの緩解導入に用いられます。
  • レミケード 文献レビュー No.2

    レミケードの作用機序:抗TNFα抗体は、血中に存在する炎症を起こす作用のあるTNFαに結合するだけでなく、マクロファージ(食細胞)や活性化T細胞の膜上にあるTNFαの作用を中和することにより、強烈な抗炎症効果をもたらすとされている。粘膜固有層の単核球(白血球)浸潤を著しく減少させ、粘膜固有層の単核球でのICAN-1(接着分子)、LFA-1(白血球のインテグリン**)の発現率の低下や上皮細胞でのHLA-DR抗原(異物と認識するところ)の異常発現が消失する。
  • 潰瘍性大腸炎|ステロイド投与量と術後合併症の発生比率

    (元)兵庫医科大学 第二外科 庄司先生講演の資料によると1ヶ月あたりのステロイド投与量が700mgを境に変わっているようです。約70%の人に合併症が見られます。(92人の統計) 術前のステロイド投与量では一日50mg以上投与している場合に合併症が多く見られています。 *1.*個人的にも兵庫医大の報告は素晴らしく価値あるものと考えております。術後合併症について 1982年から1998年1月までの兵庫医大第二外科で行った潰瘍性大腸炎の205例の症例をもとに引用させていただきます。

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