ヒュミラ (Adalimumab)とは

ヒト化された抗TNF-α抗体医薬

この薬は完全にヒト化された抗TNF-α抗体の製剤でありAdalimumab(アダリムマブ)は一般的名称であり、商品名がヒュミラ、海外販売名HUMIRAである。また開発コードはD2E7と呼ばれていた。製造元アボットジャパン(株) 販売元アボットジャパン(株) エイザイ(株)のコプロモーションのとなっている。

クローン病に於ける効能効果


通常の治療では十分な効果のない中等症から重症の活動性クローン病成人患者の徴候や症状を緩和し、臨床的緩解の誘発と維持をする。本剤は、インフリキシマブ(infliximab)商品名「レミケード」では効果がない、若しくは効果が十分でない場合も臨床的緩解を誘発、徴候や症状を緩和する。

用法・用量
初回に160 mg,2週後に80 mg、その後4週後以降40 mg 隔週投与する。初回用量は、1日に4 回の投与又は1 日2 回、連続した2 日の投与ができる。国内で導入されるかどうか不明であるが、アメリカでは、クローン病のスターターキットなるものがあり、初回に必要な4本入りセットとキャリングポーチ等セットになっている商品がある。尚、このスターターキットは、国内の未承認薬取り扱い業者では入手不可能である。1本40mgの皮下注射である。

ヒュミラの特徴
マウス等の異種蛋白が少ないため投与時もしくは遅発性のアレルギー等、過敏反応が起きにくくなった。つまり副作用がレミケードと比較するとすくない。レミケードが効かないタイプにも効果がある。ペンカートリッジの皮下注射であるため、安定期には自己注射が可能である。

海外の認可状況だか米国は2007年4月にヨーロッパでは2007年6にそれぞれクローン病として認可されている。国内では2008年6月にリウマチ認可され、クローン病 第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験を経て2009年中にクローン病の適応申請とされている。尚、現在、潰瘍性大腸炎の治験が始まっている。

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