カプセル内視鏡

現在、保険適用になっているカプセル内視鏡について、昔、会員ページ内に掲載していた記事を紹介する。この記事作成以降に、ギブン・イメージング株式会社(販売元スズケン)と国産カプセル内視鏡としてオリンパス社より上市されている。また上市されていないものとしてアールエフ社のSayakaもある。

製品名:ギブン画像診断システム(PillCam)

  1. RAPID ワークステーションセット 
  2. データレコーダ DR1.5セット  
  3. PillCam(R) SBカプセル 10パックキット

オリンパスカプセル内視鏡システム(エンドカプセル)

  1. 小腸用カプセル内視鏡「OLYMPUS EC TYPE 1」
  2. ビュワー「OLYMPUS VE-1」
  3. 受信装置「OLYMPUS RE-1」
  4. アンテナユニット「MAJ-1474」
  5. ワークステーション「OLYMPUS WS-1」

アールエフ社 プロモビデオ

以下、ギブン・イメージング株式会社のプロトタイプ「M2A」の文献発表を紹介する。上市されている商品とこのプロトタイプの改良点による利便性の差異はあるものの臨床的な差異はさほどないかもしれないので、紹介する。

この学会は世界的に有名な米国消化器関連週間 DDW2001に発表されたものである。A-42 抄録202 と発表分の取材を掲載したHPを参考にしている。

クローン病および他の小腸異常の疑いのある患者に対するワイヤレス・カプセル内視鏡
Wireless Capsule Endoscopy in Patients With Suspected Crohn’s Disease and Other Small Bowel Abnormalities
Eitan Scpa, Efat Broide etc at al. イスラエルより

背景: 小腸内疾患を検索するための画像診断法には、X線(一重あるいは二重造影)、push-enteroscopy、CT、MRI、intra-operative endoscopyなどがあるが、いずれもクローン病の疑いのある患者などの診断には万全とは言えない。 TelAviv University School of MedicineのEitan Scapaらは、イスラエルのGiven Imaging Ltdと共同で、新しい小腸診断機器としてのワイヤレス・ビデオ・カプセル内視鏡を開発、その臨床応用の方法、ならびに有用性について報告した。この内視鏡は侵襲なく(=体に負担がなく)、高画質の画像を描出出来ることで、今まで小腸ファイバーの届かなかった領域を診断できることになる。

 発表では狭窄例と腹部手術例が除かれています。実際には、軽度の狭窄、癒着が軽そうな腹部手術例(例えば、腹腔鏡下手術(ラパロ)を受けた人は恩恵を受けそうな気がします。反対に開腹手術を受けた例や、狭窄が厳しい人や出血が多すぎる場合には難しいのでは無いかと個人的には思います。もう一回り小さければ、私としては嬉しいです。とは言え「ミクロの決死隊」を彷彿させる夢物語が現実化しつつある。将来これに治療用の注入孔に針を装着可能となり優れたDDS(ドラッグデリバリー)となるのもそう遠くない予感がする。スネアワイヤー型電気メスを装着し狭窄部を焼き切るようなものが出れば嬉しい。小型化と効率のよいバッテリーの技術革新も必要ですが。

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