抗体医薬|サイトカイン療法

2010年10月29日より国内二番目のヒト型抗ヒトTNFアルファモノクローナル抗体「ヒュミラ 皮下注」(一般名:アダリムマブ)がクローン病に認可され販売されました。製造販売承認は「アボット ジャパン」が取得し、「アボット ジャパン」と「エーザイ」による共同販売を行う。
成人にはヒュミラは初回に160mg(4本)を、初回投与2週間後に80mg(2本)を皮下注射する。初回投与4週間後以降は、40mg(1本)を2週に1回、皮下注射します。医師の指導で許可されれば、自己注射もできるので、頻繁に外来にいかなくてもよくなる。 ただし、注射は薬液が入る際、すごく痛いので自己注射を断念し通院する人も多いだろう。

将来的な抗体医薬の流れとして、クローン病を適用として承認申請準備をしている薬にCimziaがあり、申請企業は大塚製薬で、こちらはヒュミラより低分子化しており、理論上より副作用のリスクも少なく、血中濃度を維持する期間が長いため、4週間に1回の注射で良い。通常投与量は200mgを2本の皮下注射となっている。

潰瘍性大腸炎に対して、「ヒュミラ」と田辺三菱製薬株式会社より「レミケード」の副作用の元であるネズミ由来成分を除去したヒト型の「ゴリムマブ」の治験が行われている。中外製薬のIL-6レセプター抗体「アクテムラ」は株主報告を見る限りに保険申請の動きは無い。

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