用語集|か~
か~
- カスケード
- 一連の相互作用のこと次から次ぎへ連鎖反応をすること。IBDの病態はアラキドン酸カスケードと言われている。
- カテーテル
- 薬液を注入したり廃液をするために、体内に挿入される管(チューブ)を指す。例えばIVHカテーテルとか尿道カテーテルとか言う。略してカテとも医療現場では言われている。
- 乾酪化
- (カンラクカ)チーズ(乾酪)に似た黄白色、乾燥性壊死(エシ)が診られるのでこの名前がある。クローン病の肉芽腫の種類は非乾酪性と言われている。
- 回盲部
- (カイモウブ)小腸と大腸のつなぎめに回盲弁(バウヒン弁)というのがあり内容物の逆流を防ぐ役目であるが、クローン病では、ここにまず潰瘍を発生することが多く手術でこの弁をとるケースが多い。それにより、小腸内に内容物が滞留する時間が短くなり、消化能力も通常より落ちる。下痢が多くなる。クローン病はこの部分に潰瘍が出来る場合が多く、クローン病のことを回腸末端炎・終末部回腸炎と言うこともあった。
- 回腸
- (カイチョウ)小腸の空腸より肛門側を言う。小腸の約3/5を占める。
- 外瘻
- (ガイロウ)腸管と皮膚がつながること。代表例として痔瘻があげられる。クローン病で最も多い合併症の一つ。★
- 活動期
- (カツドウキ)病気の症状が出ている期間。
- 潰瘍
- (カイヨウ) 粘膜や皮膚がただれを超えて壊死(えし)になった粘膜欠損に至っている状態。
- 環境ホルモン
- 内分泌撹乱物質とも言う。生体内に取り込まれると、ホルモンと似た作用をする危険な物質で主にプラスチックの原料のビスフェノールA,塩化ビニールの原料フタル酸エステル類などが原因とされている。精子の減少が確認されている。身近かな物質から取り込まれることが非常に重要な問題である。最近でも給食の容器から検出されたとTV報道されている。
- 緩解期
- (カンカイキ)病気が治ることではなく、症状がおさまっている期間。完治しない難病では、症状が治まっている時期がどれだけ長く維持出来るかを重用視する。
- 葛根湯
- (カッコントウ)葛根湯に含まれる生姜、大棗(タイソウ)などには胃腸機能の改善作用がある。比較的体力のある人で、自然発汗がなく、頭痛、発熱、悪寒、肩こりなどに使われる風邪薬。若者向きのIBD患者の風邪薬でこの薬が合わない方は上記薬をお奨めする。いずれも初期に飲まないと効果はない。配合生薬:葛根(カッコン)、麻黄(マオウ)、タイソウ、桂皮、芍薬(シャクヤク)、甘草(カンゾウ)、生姜(ショウキョウ)。
- 葛根黄連黄岑湯
- (カッコンオウレンオウゴントウ)潰瘍性大腸炎に効果あったという報告あり。配合生薬は,葛根、黄連、黄ごん、甘草(カンゾウ)。
- 顆粒球
- (カリュウキュウ)細胞中に顆粒(つぶ)を多く含む白血球の総称で好中球を多く含む。
- 顆粒球吸着療法
- (かりゅうきゅうきゅうちゃくりょうほう)血液を体外に取り出し、炎症に関与している顆粒球を選択的に除去する医療機器(顆粒球吸着器:カラム)で濾過し、血液を体内に戻す治療法です。ステロイド離脱例に用いられる治療法です。GCAP療法とも呼ばれます。
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