医学文献のエビデンスとは

エビデンスて何だろう?

数年も前から医療に於いてはエビデンスが重要視されている。エビデンスとは証拠という意味である。医療従事者の間では、EBM(Evidence-based medicine)というのはもはや常識である。
医師を相手とする製薬業界、医療機器業界も、EBMを語れないと相手にはされない。

EBMとは、根拠に基づいた医療を意味し、科学的根拠に基づいて診療方法を選択することである。私自身の勝手な定義は、ざっくり言うと玉石混合の情報から価値ある情報は何?かの判断基準である。

自分自身の仕事で感じるシュチュエーションは
営業マンA・・・先生、「こんな発表がありました。」といって文献を得意気に提示します。
医師A・・・「はい、はい、解りました、見ておきますね。」と答えてくれる。

このシュチュエーションに於いて、エビデンスのレベルを営業マンAが理解していないと、医師からは、あまり相手にはされないだろう。少し出来る営業マンであれば、文献を提示する前に、少なくともアブストラクト(抄録:文献概要)を頭に入れ、本文中のグラフ等の内容を把握してここがポイントのですと付け加えて提示出来れば、医師Aは、「こいつ解っているなあ。少しは役立つかもしれない。」

 営業マンAもが、エビデンスレベルも把握していて、医師に深いレベルで、研究会でのディスカッションテーマ、トレンド、オピニオンリーダーの発言傾向も含め受け答え出来ると、信頼出来る営業マンと印象付けられるだろう。上記領域に達してコンサルティング営業を標榜出来るのでは無いかと個人的には思ってしまいます。そういう営業マンの商品を採用する確度は高くなります。
文献の検索方法は、マニュアルを掲載しているので、そちらの記事を参照するとより理解が深まるでしょう。

エビデンスレベルの高い順から掲示します。

1)メタアナリシス(meta-analysis)
2)RCT(ランダム化比較試験)
3)ケースコントロー研究、非ランダム化比較試験
4)症例集積研究5)症例報告、その他 

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