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牛乳アレルギーの患者にラックビーは禁忌 2004/12/31
ラックビーは、消化管内で酪酸を含む揮発酸と乳酸を生成する。この酸が腸内のpHを下げることにより有害な細菌の増殖を下げる。IBD患者にも多く処方される薬の一つである。しかしながら、牛乳アレルギー患者に対しラックビーを服用するとアナフィラキシー様反応(急性過敏反応)が起こることが知られている。牛乳アレルギーは牛乳に含まれる乳糖や乳清蛋白質(上澄み)の主成分であるβラクトグロブリンあるいはカゼイン(牛乳の蛋白質の80%:固形分)に対するアレルギーと考えられている。
ラックビー以外に下痢止めとして処方されるタンナルビンも同様に服用には、過敏反応を起こさないか注意が必要である。
これだけは知っておきたい医療禁忌 野口修 編集 長田薫 p34 羊土社
レミケードの中和抗体 02/06/22記
坑TNF-α製剤(レミケード)は、マウス由来の部分(25%)とヒト(75%)のモノクロナール抗体なのだが、マウス由来部分に対する中和抗体(HACA:ハカ)が発生する。
レミケード繰り返し投与をする場合、中和抗体(HACA:ハカ)が出来ているか確認する必要があるのを知りながら、検査体制が取られていない。
繰り返し投与が必要な薬に、お粗末なサービス体制である。保険適応の投与は3回まで可能となっている。 一様、予防的にステロイドと坑ヒスタミン剤を静注を併用すると投与時反応(Infusion
reaction)は緩和されるそうだ。しかし、ここで疑問が・・・果たして強制的に症状を抑えた場合、目的としている本来の薬効が出ているのだろうか?
また、急性反応以外に白血球減少の副作用報告も厚生労働省に報告されている。
関連文献
| Anti-TNF agents in Crohn's
disease. クローン病の坑TNF因子 Van Assche G, Rutgeerts P. Expert Opin Investig Drugs 2000 Jan;9(1):103-11 Department of Internal Medicine, University Hospital Gasthuisberg |
| Antitumor necrosis factor therapy for inflammatory bowel
disease: a review of agents, pharmacology, clinical results, and
safety. 炎症性腸疾患のための抗腫瘍壊死因子治療法:医薬品、薬理学、臨床結果と安全性の再調査。 Sandborn WJ, Hanauer SB.1: Inflamm Bowel Dis 1999 May;5(2):119-33 Inflammatory Bowel Disease Clinic, Mayo Clinic and Mayo Foundation, Rochester, |
| Anaphylaxis-like reaction to infliximab in a patient with Crohn's
disease. クローン病におけるインフリキシマブのアナフィラキシー様反応 O'Connor M, Buchman A, Marshall G. Department of Medicine, University of Texas-Houston Medical School, USA Dig Dis Sci 2002 Jun;47(6):1323-5 |
| Successful desensitization and therapeutic use of infliximab in
adult and pediatric Crohn's disease patients with prior anaphylactic
reaction. アナフィラキシー反応を起こしたクローン病患者の脱感作とinfliximabを用いた治療の成功 Inflamm Bowel Dis 2001 Feb;7(1):34-7 Puchner TC, Kugathasan S, Kelly KJ, Binion DG. |
| Influence of Immunogenicity on the Long-Term Efficacy of Infliximab in Crohn's
Disease クローン病におけるインフリキシマブの長期有効性に免疫原性が及ぼす影響 N Engl J Med 2003 Feb 13;348(7):601-8 Baert F, Noman M, Vermeire S, et al.. Department of Internal Medicine, Division of Gastroenterology, University Hospital Gasthuisberg |
| 抄録を訳してみました。 →誤訳、良い表現があれば教えて下さい。 |
| Studies have indicated that reconstituted Remicade and diluted
infusion solution are incompatible with plasticized PVC (polyvinylchloride)
equipment or devices. Diluted Remicade solutions should be prepared only in glass infusion bottles or polypropylene or polyolefin infusion bag and administered through polyethylene-lined administered sets. ←製造元添付文書記載 |
| 溶解後および希釈後のレミケード溶液は可塑化されたポリ塩化ビニル(PVC)の器具、機材に接触させてはいけないことが判っている。希釈後のレミケード溶液は、ガラス製ビンあるいはポリプロピレンあるいはポリオレフィン製バッグの中でのみ調整し、ポリエチレンでコーティングされたセットを用いて投与すべきである。 |
| ex.病気発見初期と慢性期との薬物反応応答性の差、白血球除去療法(LCAP、GCAP)の治療応答性の差があると思いますが、そういった阻害要素(ホルモン様作用することによる)といった観点から何かヒントは無いのでしょうか? |
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