「クローン病と潰瘍性大腸炎における食事と栄養について」
社会保険中央総合病院 管理栄養士 斉藤恵子先生


油について
1)リノール酸系の脂質を減らすことが重要です。

リノール酸系(n-6系)
種子、植物油(紅花油、ひまわり油、コーン油、大豆油、ブドウ種子油など)、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシング、動物性食品などに含まれる。

特徴として以下の点が挙げられます。
・人間の体内では作ることはできないが、油として摂取しなくても主食・卵などで十分補給可能。
・血栓性疾患(心筋梗塞・脳梗塞)の増加原因しています。
・炎症起こす働きをする役割を担っています。(潰瘍性大腸炎・クローン病・アトピー・喘息などの増加原因)
・発ガンのプロモーターとなる。
・酸化しやすい。

2)肉類より魚介類中心の食生活に切りかえることが重要です。

魚油に含まれているエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などのN3系オイルには以下の効果があると言われています。
・抗血栓作用

(エスキモーの長寿に着目し実体調査を行いこの効果が着目されました。クローン病では血小板の値が高く、炎症所見の一つとされています。尚、海外ではへパリンの有効性が報告されています。また新薬であるレミケードの投与に伴うマウス部分による抗核抗体の影響を受けにくくするために脳血管の血流量を上げる薬を併用するという報告があります。潰瘍性大腸炎では血栓症を合併する場合がまれにあります。腸管粘膜が炎症を起こし(虚血:血が足りなくなる状態)、改善状態に向かうと(血の巡りが良くなる)状態を繰り返しています。これを業界用語で虚血−再還流と言います。
これも血栓状態に関連すると言われております。マニアックになりましたのでこの辺で・・・まあこの分野にお医者さんの研究フォーカスを当ててほしいと言いたいだけです。 by デグ)


・血清脂質改善作用

・抗炎症作用
(N6で産生されるプロスタグランジンを抑制する効果があると言われております。 by デグ)
・免疫調節作用
(炎症性サイトカインを抑制する効果があるという上の項目と関わってくるのでしょうか? by デグ)

3)日本の伝統の和食を中心とした食生活にする
(食事の欧米化に伴い炎症性腸疾患を初め免疫疾患が増加しています。私自身食品添加物の蓄積も怪しいと思っています。
と言う本人がコンビニやレトルト、弁当屋さん外食メインだから説得力がない。え〜それが典型的で説得力あるんだよ。はよいい加減に彼女でも作れてかぁ。
まあそれは良いじゃないすか。)

脂性の多い食品にも注意しましょう。

・乳製品(生クリーム、チーズなど)
・肉類(バラ肉など脂肪含有量の多い部類、鶏の皮付き肉、ベーコン、サラミソーセージなど)
・魚類(うなぎ、ブリはら身、大とろ、さばなど)
・調味料(マヨネーズ、ドレッシングなど)
・インスタント食品(ラーメン、カレーなど)
・菓子類(ポテトチップス、種実類、チョコレート、クッキーなど)
・油を多く使用する料理(フライ、天ぷら、から揚げ、ドーナッツ、中華料理など)


調理のコツ
1. 煮る、茹でる、焼く、蒸す、ホイルで包んで焼く
2. テフロンのフライパン、電子レンジやオーブンを利用すると油の使用量を減らすことができます。
3. それと霧吹きに油を入れてスプレーするという裏技もあります。ケーキ用の霧吹きが売っているそうです。


Mimibukuro Contents Since 1999-09-11 Shinya Deguchi