食物繊維は働きによって大きく2つに分けることができます。
1) 非(難)水溶性食物繊維・・・便量を増やす働き
非水溶性食物繊維の作用が腸管を刺激し、安静を保てなくなります。また消化されない食物は大腸での水分吸収を妨げ、便量を増やして下痢、腹痛となったり、狭窄部に詰まったりする原因となったりします。腸管を安静に保つには、繊維の量を少なくする、加熱して柔らかくする、皮をむく、小さく刻む、裏ごしするなど調理に工夫が必要です。
【非水溶性食物繊維を多く含む食品】
豆類の皮、山菜、きのこ類、海草類(のり、のり佃煮、柔らかいワカメ等少量はOK)、ごぼう、れんこん、こんにゃく、しらたき、とうもろこし、もやし、にら、干した果物、日本梨など。
野菜類は1日に200g程度を目安に摂りましょう。
緑黄色野菜:100g、 南瓜、人参、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなど
淡色野菜:100g 白菜、大根、かぶ、きゅうり、カリフラワー、冬瓜(とうがん)、キャベツなど
不足分は野菜ジュース等で補いましょう。
2) 水溶性食物繊維・・・便の柔らかさを調節する
水溶性食物繊維は比較的腸管に与える刺激が少なく、保水性、ゲル形成、胆汁酸吸などの作用があります。便中の水分を吸収して便を有形化し、下痢を軽くします。
また大腸で腸内細菌によって分解され、腸管粘膜の栄養分となり粘膜の再生を高める働きがあります。
【水溶性食物繊維を多く含む食品】
りんご、バナナ、桃、ジャム、フルーチェなどに含まれるペクチン
海藻のぬるぬるした部分に含まれるアルギン酸
(アルギン酸には傷を治す治癒効果があり、医療用具にも臨床応用されています。そういった意味でも腸管粘膜の治癒効果に期待したいですがアルギン酸顆粒として売られているものがカイゲンから発売されていますがまだ高いです。宝酒造から出ていないかなあ。昆布にはフコダインというガン細胞を自殺に追い込む(アポトーシス)有効成分がありこちらの方には実は注目されていたりする。 by
デグ)
摂取量の目安は1日に100〜150g位です。